
8月7日の七夕の朝はすっかり飾りつけの済んだ七夕の山車に中学生以上の子供達が乗り、七夕ばやしの太鼓を打ち鳴らし、町全体がけんか七夕のモードになります。
けんか七夕太鼓は、太鼓の子も篠笛の子も毎日毎日学校から帰ると練習をします。おじいさんから、お父さんへ、そして息子へと受け継がれたリズムです。常に口三味線で唱えていた気がします。最近は女のお子さんも篠笛や太鼓で参加しています。
私達が子供の頃は男の子だけの誇らしげな練習であり、本番の山車に乗れるようになるには中学生になってからときめられており、得意げな顔の男の子達でした。
面白いことに還暦の同級会にはこのけんか太鼓をみんなでたたき盛り上がることです。子供のころのリズムを都会に出て40年以上経っても覚えているようです。

8月7日けんか七夕の朝飾りつけが済んで、七夕ばやしの太鼓や横笛の係りの中学生以上の子供達を乗せて、各町内を回り、お披露目をします。太鼓の音や「ヨーイヨイ」の綱を引く子供達の声、「ピーッピー」とホイッスルの音が聞こえると、家の中にいた人々はみんな道路に出て、七夕の山車を見、褒め上げます。
各家庭では用意しておいた「御花」(祝儀)を袋を持った会計担当に手渡し、お礼に「まめ絞り」の手ぬぐいをいただくのが例年のならわしです。「御花係り」
昼のけんかは朝10時から鉄砲町の路上で行われます。各町内の山車4台がそろいぶつかり合い、引っ張り合いのけんかをします。

現在は少子化で綱を引く子供が少ないので、母親たちも綱を引っ張り、大人が梶棒を押して動かしているようです。隣の町高田町への移動は山車はフォークリフトに、人はマイクロバスに頼っているようです。総重量4トンもあろうかと思われる七夕です。
けんか七夕はもちろん綱引きと舵棒の人力だけです。
昼のけんか七夕は鉄砲町の路上で8月7日10時から2回行われます。
写真は2006年8月7日撮影。